札幌で色んなことをする上田龍成の「日和」を書き溜めたブログ。
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「極道のイドラ-彼の超豪華な思い込み-」
本番初日を終えて、本日、二日目。
ご来場いただいた、みなさま!
ありがとうございます!
まだまだ、公演は続きますよ!
昨日、バタバタと帰宅して、色々と作業を終わらせると、一気に睡魔に襲われた。
そのせいで早起き。だから、ブログを書く。
札幌で極道モノやってる劇団観たことないなと思ったのが、3年近く前。
プレ旗揚げと同時期に、旗揚げ公演は極道コメディと心に決めていたのでした。
正直、劇団怪獣無法地帯さんの「ヤクザリア王」のフライヤーを見たとき、ひゃー!!ってなったw
怪獣さんのはコメディ寄りではなかったので、一安心でしたが。
プレ旗揚げのときに、旗揚げ予告のフライヤーを最後に巻いて閉幕、という演出をしたにも関わらず、
8月に教文短編演劇祭に出て、短編演劇の楽しさを知ってしまい、
2月のサッポロショーケース、3月のBLOCHではオムニバス、4月のテアトロ
短編集団となっていた星くずロンリネス。
伸ばし伸ばしにしてきた「極道のイドラ」をなんとしても、
TGRで言うところの「新人」であるうちに、やりたいと思ったのです。
正直、パーソンズさんとか遊罠坊さんとかのが、ほんのちょっとだけ若いし?
達子さんには「新人って感じしてない」という言葉を頂き。
でも、なんか、こう、書き始めたのが、3年前で、
先述の劇団さんくらいの年に構想を練り練りしてたわけで。
きっと、作品としては若いのだと思う。
確か、最初、極道のものの要素を抽出して、長編芝居を書きたくて。
大学で経済学部のくせに、社会学のゼミだったんだけど、
そのときのゼミの教授がちらりと、フランシス・ベーコンの「4つのイドラ」の話をしていて。
なんか、頭に残ってたんですよね。気になって。
関連の本も読んだりして。
イドラは、アイドルの語源。
「偶像」であり、「思い込み」である。
星くずって、とてもくだらない、ナンセンスなことしてるけど、
なんか、ひとつ、お話の取っ掛かりが欲しくて。
「秘密」とか「責任」とか。
ただ、やっぱり、中身はくだらないことで、色々な面でまだまだな人間、集団だし。
僕個人、役者の皆に迷惑かけてるんだろうな、と日々、頭を悩ませながら、稽古を重ねて。
色んな準備をして。
ようやく、昨日、本番を無事迎えられました。
ありがたいです。
もちろん、好き嫌いがあるので、厳しいご意見もあったり、
面白かったのか不安になったりしていますが、
帰りがけに「楽しかったです!」とか「また来ます!」とか言ってもらえると、
すごくすごく、ホッとして、大変だったこともスゥッと解けていくような。
安堵感と言うかね。
さて、残るは3ステージのみだ!
こけしバージョンは今日まで!だ!
ここまでやったとこは無駄じゃないと信じて、今日も明日も頑張ります!
12日はありがたいことに、満員予想!
舞台セットの都合で見えにくい席になりますが、取り置きも可能です。
先着順で取り置きをし、開演数分前にお席へとご案内いたします。
ご了承ください。
なので、先にご予約のお客様は!
早めの!ご来場を!してくださると!助かります!
最後に、
観劇した方で、「使った元ネタ、殆どわかったよ!」と言ってくれる人がいるなら、僕は一緒にお酒を飲みたい。