札幌で色んなことをする上田龍成の「日和」を書き溜めたブログ。
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これまでにも何度か脚本や演出で出させて頂きました。
さて。
今回はコンカリーニョ推薦ということで、久し振りに一人芝居の脚本を書いたのですが、とてもよい仕上がりです。大きな声で自画自賛したいくらい。
数カ月前、 INDEPENDENTの札幌版のプロデューサーであり、大学の演研のサークルの後輩でもある米沢と話していて、 「プロレスの一人芝居って観たことないですよね」 って言われ、よし、書いてみるかとなったんですが、如何せん、プロレスは一人じゃ出来ないわけで。絶対に対戦相手はいるし、レフリーはいるし、リングアナはいるし・・・ 色々考えて、あー、プロレスラーが一人になるのは引退セレモニーの、10カウントゴングのあの瞬間だけなんじゃないかと思ったわけです。 一気に描いたものを書き起こして、作品となりました。 プロレスを題材にした一人芝居として、自信のある作品です。 なんか、単純に好きだから、プロレスの話って今まであまり書かないようにしてたんですけど、誰が見ても楽しめるエンターテインメントとして、いい形に昇華したような気がします。 ブッチャーが引退セレモニーをし、長州が引退し、ライガーが引退を決めた、今のこのタイミングでやりたかった本がやれてすごくワクワクしております。 プロレス好きな人にも、そうじゃない人にも楽しんでもらいたい作品。 主演の大和田舞さんとは2012年以来に芝居作りをしています。
100字で収まらないので、ブログに書きます。
質問はこちら。
なにが正義か、なにが悪か、みたいな終わりのない話題だと思うんですが、自分の意見を。
関係者ってのが、その芝居の関係者なのか、演劇に携わっている人って意味なのかで話は変わりますが・・・
いや、そもそも、その芝居の関係者ならば面白いと思ってるんだろうから、きっと、演劇に携わっている人ですよね。
まず、大前提として、嘘の感想は書いちゃダメです。
面白いものを面白くないってのもダメだし、面白くないものを面白いってのもダメ。これは、なんの意味も持たない。
ただ、特定の作品に否定的なことを書くと、その作品を本気で楽しんでいるお客様が悲しむことになるので、僕は書きませんし、不特定多数の人の目にとまる場所に書くべきじゃないと思ってます。
本当に馴れ合いたいなら、飲み屋とかLINEで褒めあってますよ。
例えば、ラーメンの好みみたいなもんで、その人がその味好きならそれでいいじゃないか、と思ってます。わざわざ、それを否定することで、仕方なしに他のラーメン屋に行って、結果、その人がその味を、つか、ラーメンそのものを否定することに繋がるから。本当に何も生まれてない。それこそ、札幌の演劇の発展にならん、と思ってます。
あくまでも劇団のためにオブラートに包んでるんじゃなくて、その芝居が好きなお客様のためです。
ただ、当たり前ですが、自分の演劇(演劇以外も含め)が一番楽しんでもらえると思って創作活動してます。
「そっちはつまらないから、こっちを観に来てよ!」
って思うことはありますが、
たまに出くわす「他人下げをしないと、自分を上げれない人間」にはなりたくないので、僕はしません。
賞レースが中心の活動をしてたせいで、何か勘違いされてそうだけど、他人(お客様や審査員)の好みにケチつけちゃいかんよ。これはめっちゃ悔しい思いをして学んだ。
どんなにつまらなくても(そもそもそれは誰が決めるんだ?)、一人でも面白いと思ったらそれは面白い芝居だし。
それを否定するのが「馴れ合いじゃない」=「正しい行為」なのだとしたら、札幌の演劇の多様性はなくなり、たぶん、このジャンルは育たず、萎んでいくと思います。
馴れ合いに見えてしまうのかも知れないが、影響力のある誰かが決めた「面白い」が蓋をしてしまうジャンルにはならないで欲しい。
そーんな感じ。
星くずロンリネス代表的な目線で見る出場団体紹介!
今回出場するメンバーを語ると、
星くずロンリネスの短編演劇の軌跡がわかることが発覚したので書いています。
今回は
「青春事情」
東京で活動する劇団!
ちゃんとウィキペディアにも載っている。
星くずロンリネスは、2015年2月末に神奈川で行なわれた
「劇王天下統一大会」という短編演劇の全国大会に出た。
その大会に『初代東京劇王』として、東京を代表して出た劇団。
「キンチョーム」に出演する塚本奈緒美をきっかけにすごく仲良くなった。
理由は、可愛いから。
なんだそれって話だけど、
なぜか、青春事情の中で星くずロンリネスの人たちは会う前から興味をもたれていた。
最初、塚本が可愛いからと情報を追ったところ、
赤谷にハマリ、赤谷ポーズは青春事情のグループLINEで使われていたらしい。
僕らの出たAブロックのあとの交流会で、審査員だった伴さんに
コメディ色の強い劇団繋がりで、明日の青春事情見たらいいよと薦められていた。
実際に青春事情さんの作品を見て、いい意味で肩の力が抜けたコメディですごく好きだった。
全体打ち上げ。一次会が終わり、二次会へ。
思った以上の人数で、割と離れた席も用意されている状態。
「コントチーム、こっちー!」と
なぜか、隔離されたのが、青春事情と星くずロンリネスだった。
そこで、上に書いた赤谷ポーズの話とかが出て、盛り上がる。
陽気な兄さんたちと一気に仲良くなれた。
劇王の決勝戦を見届けて、サッカーのユニフォーム交換よろしく、
お互いのDVDを交換して、札幌へと戻った。
(俺が渡したのはオーギリングのDVDだったけど)
それから、約1年後。
先日の神奈川かもめ短編演劇祭。
わざわざ、青春事情の大野さんと加賀美さんが応援に来てくださった!
そのまま、その日の打ち上げにも参加。
打ち上げの席で、今回の企画を説明し、
札幌に来ませんか?と、メンバーにも確認せずに勝手にオファー。
まさかのOKが出て、今回に至ります。
新作の二人芝居とのこと。
こいつぁ絶対に面白いよ。楽しみだ!
ちなみに、青春事情絶賛の塚本奈緒美は今回MCを務めます!
相棒として、同じく神奈川かもめ短編演劇祭に出演した横澤章悟さんも出ます!
さて、ざっくりと星くずの短編演劇の軌跡を追いながら、
出演団体、出演者の発表が出来たかな・・・
あ!やつらを忘れている!
\ 次回!最終回!「霊6」編! /
そして、いよいよ明日本番!
愛知県の長久手という場所で行なわれた「ど・どしのぎ祭」という
劇作家たちのお祭りからお声がかかった。普通に喜んだ。遠征ですよ、初遠征。
その「ど・どしのぎ祭」にゲストで来られていたのが、大王であった。
劇作家大喜利とか即興劇とかいろんな企画があったんだけど、
短編演劇の企画には、星くずのほかに、盛岡の嵯峨さん、地元の東海連合(翌年この作品に負けるんだけどそれは別な話)が参加。
いわゆる、コメディ作品は星くずロンリネスだけだったのだが、
ゲストからのコメントで「君の作品には色々と言える」と言って下さったのが、大王だった。
打ち上げで「アドバイスください!お願いします!」と近くの席に座ったが、
プロレスの話に花が咲く。見事に咲いた。
そのまま、二次会。
さらには、今回も出演するちびちゃんと僕と大王で、ホテルの部屋飲みでの三次会。
とにかくお話させていただいた。
1割が演劇の話で、残りはほとんどプロレスの話だった。
明け方の3時に「アレナ・メヒコが~」みたいな話をするとは思ってもなかった。
今回、この演劇祭をやる上で、祭りなんだから、ゲストは絶対に必要だよー!と思い、
札幌で飲んだときにダメ元でオファーをさせていただいた。
快くOKしていただき、今回は、トークゲストという形で参加していただきます!
副題の「演劇とコントの狭間をぼんやりと考える」トークセッションに出ていただける。
各団体の代表たちと大王で、
その日上演された作品への大王の感想などを交えながら、
演劇とコントの違いみたいな話をします。お楽しみに。
さて、
そんな大王と知り合うきっかけをいただいた愛知での経験を糧に、
2015年2月末。
星くずロンリネスは神奈川の地に降り立つ!
そこで出会ったのは・・・
青春事情という東京の陽気な兄さんたちだった!
\ 次回!「青春事情」編! /
予約はこちら!
「短編演劇祭でコントだって
言われちゃった劇団の集まる演劇祭」
教文短編演劇祭でつながった東京の劇団。(正確には千葉)
パセリスは、2011~2013年に「教文短編演劇祭」に出している。
ちなみに、星くずロンリネスは2010年と2014、2015年に出場。
見事に 噛 み 合 っ て い な い !!
ただ、2013年。
僕は星くずではなく、とある劇団の映像オペで入っていた。
袖で全作品を見た。
「軽い演劇」と本人たちが言っている通り、
見事に僕の大好きな「軽い演劇」をしている集団がいた。
それがパセリスだった。
講評の時間。
審査員がいきなり「コントだ」と言った。
楽屋がざわついた。俺の心がざわついた。
結果、観客投票一位にもかかわらず(東京の劇団なのにすごい!)
・・・予選敗退。
要はコントだったからだ。なんだそれ。
いや、自分がオペで入った劇団が決勝行ったから嬉しかったけどね!?
でも、なんか、勝手に親近感をおぼえていた。
で、交流会で、パセリスさんにそんなことを話した。
すると、その年に札幌公演をやるから、トークゲストで出て欲しいと言われる。
上田初のトークゲスト。いっぱい喋った。楽しかった。
ウェイビジョンメンバーと浅海さんの飲み会。
明け方のスープカレーとがりんが浮かれてたのを覚えてる。
そんな繋がりを経て、2014年秋に合同公演を行なった。
お互いの作品をお互いの役者でやったり、
偶然にも代表の浅海さんも僕も自分で撮った面白写真をいじるみたいなネタをやっていて、
そのネタも一緒にやったりした。
浅海さんはわざわざ星くずの作品を見に札幌に来てくださったこともある。
本当にうれしい。
この演劇祭もパセリスがいなければ、絶対にやっていないと思う。
それくらい、2013年の講評が衝撃的だった。
いやいや、パセリスのは短編演劇だよ、完全に!
というか、これが短編演劇じゃなきゃ、星くずロンリネスはどうなるんだよ?!
という衝撃。
で、その衝撃を背負ったまま、教文短編演劇祭2014にエントリー。
・・・そして、見事に優勝した。
だから、星くずロンリネスの優勝はパセリスのおかげなのだ。
ちなみに、コントだと言っていた審査員の方は僕らの年にはいなかった。
心の中では運が強かったなと思っている。
そんなこんなで、短編ばかりをやって4年。
北海道の短編演劇の大会で優勝してしまった、星くずロンリネス。
彼らが向かう地は・・・愛知!
↑はそのあとの横浜に応募に来て下さった皆様。
\ 次回!「トークゲスト・後藤ひろひと大王」編!